「終活」という言葉を耳にする機会が増えましたが、「実際に何から始めたらいいのだろう?」と感じる方も多いのではないでしょうか。
藤枝市や焼津市、島田市でも、親世代・子世代が一緒に話し合うケースが増えてきました。
本記事では、終活の全体像から、お墓や供養の準備までを分かりやすくご紹介します。
目次
終活の全体像を知ろう
終活とは、人生の最終段階に備えて自分らしく準備を整える活動のことです。
残される家族に負担をかけず、自分の希望を形にしておくことが目的です。
大きく分けると、次の3つの分野があります。
1. エンディングノートの作成
2. 相続・遺言の準備
3. 供養・お墓の準備
エンディングノートの作成
終活の第一歩としておすすめなのが「エンディングノート」です。
自分の思いや希望を書き残すことで、家族が「どうしたらよいのか」と迷う場面を減らすことができます。
書く内容は自由ですが、よく記載されるのは以下のような項目です。
・基本情報(氏名、住所、連絡先など)
・医療や介護に関する希望(延命治療、在宅介護、施設の希望など)
・財産や保険に関する情報(銀行口座、保険契約、年金情報など)
・お墓や供養に関する希望(樹木葬、家族墓、永代供養墓など)
・大切な人へのメッセージ
遺言書と違って法的な効力はありませんが、その分「書き直しが自由」という大きなメリットがあります。
まずは気軽に書き始め、生活の変化に合わせて更新していくのが理想的です。
相続・遺言の準備
相続や遺言は、家族間のトラブルを避けるために重要な準備です。
特に財産が不動産や預金、株式など多岐にわたる場合、事前に意思を示しておかないと相続人同士で意見が分かれることもあります。
遺言の主な形式は以下の通りです。
・自筆証書遺言:
自分で手書きする最も手軽な方法。費用はかかりませんが、形式を守らないと無効になる可能性があります。
・公正証書遺言:
公証役場で作成する遺言。
専門家が関わるため、確実性が高く安心です。
・秘密証書遺言:
内容を秘密にしたまま存在を証明できる方法。
利用は少ないですがプライバシーを重視したい方に向いています。
また、相続税や遺産分割協議など、法的な知識が必要になる場面も多いため、司法書士や税理士など専門家に相談するケースも増えています。
あらかじめ遺言を用意しておくだけで「誰にどう分けるか」が明確になり、家族の安心感につながります。
供養・お墓の準備
お墓に関する準備も、終活の大きな柱のひとつです。
供養のかたちは時代とともに多様化し、藤枝市や焼津市、島田市でも「自分らしいスタイル」を選ぶ方が増えています。
代表的なお墓の種類には次のようなものがあります。
樹木葬
少人数で自然と共に眠るスタイルのお墓です。
墓石はプレート型の簡易的なタイプで、従来墓に比べコンパクトで管理がしやすく、自然と調和した美しい佇まいです。
福てらす墓園では、一定期間の供養後は永代供養墓に移り、寺院が責任を持って供養を続けます。
家族墓
家族単位で眠るお墓で、従来のお墓に近い外観です。
樹木葬と同様に、一定期間ののち永代供養墓に移されます。
「家族だけでまとまって入りたい」「自分たちの代でお墓を終わりにしたい」と考える方に選ばれています。
永代供養墓
合同で供養を行うスタイルのお墓です。
継承者がいなくても寺院に供養を委託することで安心でき、「お墓の管理の負担を家族に負わせたくない」という方に向いています。
一般墓
昔ながらの墓石を建てて代々継承していくタイプです。
管理や清掃は家族が行い、永続的に守っていくことが前提となります。
「代々お墓を引き継いでいきたい」という思いを大切にされる方に選ばれます。
福てらす墓園でできること
福てらす墓園(藤枝市・最林寺運営)では、永代供養付きの樹木葬や家族墓を中心にご案内しています。
生前にお墓を準備する「寿陵(じゅりょう)」も可能で、「元気なうちに自分の意思で選んでおきたい」という方に安心いただいています。
また、街中にある利便性や、駐車場・バリアフリーの園内設計も特徴です。
高齢の方や遠方から訪れるご家族にとっても利用しやすい環境が整っています。
※園内は、駐車場からお墓まで段差の少ないバリアフリー設計です。
まとめ
終活は「人生の整理」ではなく「自分らしく生きるための準備」です。
エンディングノートで思いを整理し、遺言で相続を明確にし、お墓や供養を自分らしく選ぶことで、ご自身もご家族も安心できます。
藤枝市・焼津市・島田市でお墓を検討される方は、福てらす墓園での見学やご相談もぜひご活用ください。













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