今年は6月中旬ごろから、藤枝市・焼津市・島田市では連日のように最高気温が30℃を超える猛暑日が続いており、湿度も高く、外出時は強い日差しと蒸し暑さに注意が必要です。
こうした時期は体調管理はもちろんのこと、お墓参りや供養の準備も少し工夫が必要になります。
特にお供えについては、暑さに負けず、見た目が美しく、傷みにくいものを選ぶことが大切です。
また、故人が生前に好きだった花や食べ物を選ぶことで、より思いが伝わり、心のこもったご供養になります。
今回は、暑さの厳しい夏にふさわしいお供えの選び方や、心のこもった供養の方法についてご紹介します。
目次
傷みにくく、見た目も美しい「夏の供花」
おすすめの夏の供花は以下のようなものがあります。
リンドウ
トルコキキョウ
菊類
カーネーション・スターチス
傷みにくいお供え物を選ぶには?
果物やお菓子なども、真夏の高温多湿な環境では傷みやすく、アリや虫が寄ってくる原因にもなりやすいです。
そのため、以下のような「夏向きのお供え物」がおすすめです。
個包装された焼き菓子
和菓子の干菓子(ひがし)
涼しげなゼリーや寒天菓子
乾燥果物
水分が飛んでいるため、高温多湿の季節でも傷みにくく、見た目にも温かみがあり供養の場にふさわしい品です。
創業100年以上の老舗店もあり、地元文化として根づいているのが特徴です。
地域の味をお供えにするのも一つの供養のかたちです。
暑さや衛生面を考慮しつつ、無理なく続けられる方法を選びましょう。
夏の供養には「香り」も大切に
暑い時期は、生花や果物の香りがすぐに飛んでしまうこともあります。
そんな時こそ、香りの良いお線香を使うのも一つの方法です。
お線香の香りは心を落ち着かせ、供養の場に厳かな雰囲気をもたらします。
最近は「ラベンダー」や「白檀」「グリーンティー」など、暑さを感じさせない涼やかな香りのお線香も人気があります。
特に藤枝市はお茶の名産地として知られており、抹茶や煎茶の香りを取り入れた線香やキャンドルを選ぶのも、地域らしいご供養のひとつといえるでしょう。
香りを通じて、涼やかで心のこもった供養を届けましょう。

まとめ
~夏の供養に込める想い~
夏は暑さや湿気で体力も消耗しやすい時期ですが、ご供養を通じて故人を偲ぶ心を忘れずにいたいものです。
供養は単なる形式ではなく、故人への感謝や尊敬、そして自分自身の心の整理の機会でもあります。
暑さや湿気が強い時期だからこそ、供える花や品物の選び方に気を配りたいものです。
ご先祖様や故人に喜んでいただけるよう、傷みにくく見た目にも美しい花や、虫が寄りにくいお供え物を選びましょう。
また、香りの良いお線香で心を込めた供養を届けることも大切です。
気持ちを形にし、涼やかで心安らぐ空間をつくることで、夏の暑さの中でも故人への感謝や想いが伝わることでしょう。
藤枝市は、豊かな自然と穏やかな気候に恵まれ、故人を静かに偲ぶのにふさわしい環境です。
暑さが厳しいこの季節でも、心のこもったお供えや気遣いを大切にしながら、ご先祖さまへの感謝を形にしてみてはいかがでしょうか。
皆さまのご先祖様や大切な方への想いが、より良い形で届きますように。
どうぞご自身やご家族の体調にも気をつけて、無理のない範囲でご供養を続けてください。

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